小倉インタナショナルスクールってなあに?

小倉インタナショナルスクールが目指すもの

小倉インタナショナルスクールは、以下の教育要素を取り入れています。

サドベリーバレースクール

バカロレア教育

問題解決型学習 Problem Based Learning

STEAM教育

一つの教育理念や要素だけに絞ってしまうと総合的にみると偏ってしまいます。日本語の読み書きも必要ですし、計算する算数の能力も生きていく中でとても大切です。しっかりと国語力と算数力を身につけながら世界の教育をふんだんに使ってすばらしい毎日を子どもたちがスクールで体験できるようにカリキュラムを組んでいます。

※小倉インタナショナルスクールは日本の学校(一条校)ではありませんのでカリキュラムは、文部科学省の学習指導要領に従っていません。

背景

私自信に子供2人を授かってから、子どもたちにどのような体験をさせてあげるといいのだろう?と常に自問自答していました。私はオーストラリアの大学で教育学部を卒業しオーストラリアとニュージーランドの教員免許を取得し、日本でホームスクーリングを長らくやっています。子どもが生まれてから、すぐに思ったことは日本の学校に行かせてしまうと創造力や問題解決力、チームワークやプレゼンテーション能力などの能力が育たず、同じ色に染められて同じように「右ならえ・左ならえ」をするロボットのようになってしまうと感じたのです。私自身が高校まで日本の厳しい学校に通学し、楽しいことなどなく、勉強は辛く面白さもなく、ただテストでいい点を取る、いい大学に行けと押し付けられる毎日を過ごしました。その先にあるのは「自分の意志で何も決断できない空っぽの自分」でした。きっと昭和生まれで日本の教育を受けた親御さんなら、何かしら共感してもらえると思います。

子どもが生まれてからは、主人と毎日のように論議を繰り返し、人間というのはどういう体験をして成長していくのが幸せなのか?を考えました。オーストラリア・ニュージーランドの教育はもとより世界の教育(バカロレア、PBL、STEAMなど)の素晴らしい所を少しずついいところどりした教育を子どもたちに提供することが私たちにできる最善のことであり、子どもたちが最高に楽しい学びができる場所だと思いました。

なぜ英語を子どもたちに身につけさせることはいいことなのか?

英語を早い段階から話せたり読み書きができると、後に自分でつかむ情報・入ってくる情報量が全く違ってきます。例えば、私の7歳の息子の情報量は普通の日本の7歳児が調べられる量の数倍はあるだろうと驚きます。「宇宙」について調べるだけでも、英語が読めて話せると、NASAのホームページにアクセスし自分で調べ、NASAの英語ラジオを毎日聞いて情報を集め、NASAの子ども向け番組、子供向けクイズなど、日本語しか分からない子どもにはアクセスできない範囲までアクセスが可能となります。私は横で見ていて思うのですが、世界中の英語ができる子どもたちがNASAにアクセスしていますが、日本人の子どもを見かけたことはまだ一度もありません。中国・シンガポール・インドの子供たちは頻繫に目にします、やはり日本人の英語の苦手意識の高さがうかがえます。

私たちの年齢では今から英語で何かやってみようというのはかなりシンドイ話ですが、子どもたちの柔軟な脳はスラスラと抵抗なく入っていきます。やはり言語のゴールデン期に毎日英語で過ごすことは無限の可能性につながっていくのだと感じています。

英語が大事なのではなく、英語という武器を強みにしてどんどん自分で情報を手に入れる力をつけることです。視野が広く、人間性と多様性のある一人の人として成長してほしいのです。